
新弘設備工業では2022年にDX推進室を設置して、ITを活用した業務効率化を進めています。社員が働きやすい環境を目指して続けてきた、DX・業務効率化の取組をご紹介します。
DXの大きな柱は、情報のクラウド化です。Microsoft365を全社で導入し、メールやTeamsといったコミュニケーションツールはもちろん、OneDrive/SharePointを活用してストレージもクラウド化しています。
業務上、現場の写真を撮影する機会が多くありますが、スマートフォンで撮影した写真はそのままOneDriveにアップロードされるので、どのデバイスでも、どこからでも、すぐに閲覧利用することが可能です。
また勤怠システムや日報も合わせてクラウド化しており、ちょっとした報告や打刻のためだけに時間をかけて帰社する必要がない体制を整えています。
従来、新弘設備工業では業務情報を格納するシステムが複数に分かれており、同じ情報を何度も入力する無駄や転記する際の入力ミスなどが生じていました。また、これまでの業務システムはオンプレミス型で、社内にいないと情報を閲覧することができない、という弊害もありました。
こうした課題を解決するため、クラウド型の業務改善プラットフォーム「kintone」をベースに基幹システム/ERPを構築し、複数の業務システムに分かれていた情報を全て集約。新しい基幹システムに一元化する形でリプレイスしました。
また、この新しい基幹システムでは、協力会社が外部から発注情報を閲覧・更新できる仕組みも備えており、紙でやり取りしていた以前の仕組みに比べ、社内はもちろん、社外の協力会社の負担軽減も実現しています。

整備された情報を有効利用するには、社員個々のITデバイス機器も重要になります。
現場を担当する社員には、スマートフォンと合わせてタブレットPCも配備。紙だとかさばる図面やカタログなどもクラウドストレージに格納して、タブレットの大きな画面でいつでも・どこからでも閲覧できます。
社内では、PCモニターのデュアル化やWQHDサイズへの入れ替えを進め、作業効率化を図っています。また集合住宅や大型物件を扱う環境設備部では、3Dモデルで効率的な設備設計が行えるCADソフト「Rebro」を利用しており、Rebroのスムーズな操作を可能にするためグラフィックボードを搭載した高性能PCも合わせて導入しています。